朝早くから夜遅くまで屋台の賑わいが絶えない街。タイ王国の首都バンコク。
タイは3100を超える日系企業が進出する日本のグローバルなものづくりの一大拠点です。またその多くが三井住友海上のお客さまでもあります。

そんなタイを2011年秋、未曽有の大洪水が襲いました。国土の約3分の1が浸水し、500社近い日系企業が極めて深刻な被害を受けました。
世界銀行の試算によれば、タイ全体の被害総額は約3兆5000億円。うち工業団地の被害額は約1兆7000億円。
自然災害による経済損失額の大きさでは、史上4番目の規模の大災害となりました。

深刻な被害から立ち直ろうとする日本企業と現地の人々。その希望となるべく、陰ながら奮闘する三井住友海上の社員たち。
損害保険が果たす社会的意義と役割とは何か…。一人ひとりの社員が立ち止まらずに向き合い、挑戦し続けた物語を紹介します。

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外国の保険会社で初めて、三井住友海上タイ支店が「優秀損保会社 タイ国首相賞」第一位を受賞 (2012年9月)

上田・田中・篠田をはじめ、世界の三井住友海上グループが一丸となって推進した「タイ洪水対策」。その一連の取り組みが、洪水からの復興、またタイ国保険業界に大きく貢献した、と高く評価されたのである。