海損部は国内・海外の物流に関わるマリン部門の損害サポート業務を担っています。その中で国内有数の大手運送会社グループを担当しているのが私の所属する課です。日々発生する事故は、小さな荷物の破損事故から、大型トラックの横転や物流倉庫の火災のような大規模な事故まで様々です。私たち保険会社は単に保険金をお支払するだけでなく、時代と共に刻々と変化する業界やお客さまを取り巻く環境を理解し、問題点やリスクを発見し対策をアドバイスできる、物流上のパートナーであることが求められています。
現在は部横断で構成している海上保険専門のリスクコンサルティングチームも兼任し、先進デジタル技術を活用したリスクマネジメントサービスの開発などにも携わっています。リスクマネジメントサービスを拡大し、物流品質向上へ貢献することも、大切なミッションのひとつです。こうした新たなことにも自信を持って向き合えるようになったのは、現在の部での経験がまだ浅かった頃に、大きなプロジェクトを任された経験から。お客さまの関心が高い国・地域の物流実態を調査し、セミナーにしてお届けするという大きなプロジェクト。企画、立案、現地での調査、講師に至るまで自分で決断して施策を動かしました。もちろん、成功に終えられたのは周囲にたくさん助けられたお陰ですが、当時上司から「孤独な決断の積み重ねが、根拠のない自信を生む」と言われた言葉のとおり、このときの経験がいまでも何かを進めるうえでの自信になっています。

challenge

向き合っていること

「自分には少しハードルが高いかもしれない。」と思うくらいの目標を持つようにしています。そこに向かって試行錯誤するなかで、今まで気づかなかった新しい自分に出会えることがあるからです。高いハードルを目指すことは苦しい時もありますが、常にチャレンジングな姿勢でいることで仕事が何倍にも楽しくなると感じています。これまで、たくさん挑戦の機会を与えてくれた上司に感謝しており、私も今後後輩に、そんな経験をさせてあげられるような存在になりたいと思っています。

message

学生の皆さんへ

みなさんは新しい環境でどんな風にでも成長できる可能性を持っています。「自分が何をやりたいか」それをとことん突き詰めることも素敵ですが、これから社会にでて何倍にも広がる世界の中で、たくさんのことを吸収できる柔軟な頭と心をもっていれば、きっとどんな環境でも思い描く自分の姿に近づいていけると思います。就職活動はその第一歩です。ぜひたくさん悩みながらも、今を楽しんでください。

off-time

オフタイム

社会人になってから始めたフラメンコは、私にとって仕事モードとは違う自分になれる貴重な時間。練習で気持ちをスッキリさせたり、ライブを観に行って刺激を受けたりしています。のんびり過ごすことも大好きですが、趣味の野球観戦や旅行など、アクティブに動くほうが向いているので、いつも楽しみなことを計画して仕事のモチベーションにしています。

仕事相関図

  • 社内

    営業部門、商品部門、システム部門

  • 社外

    お客さま、サーべイヤー、弁護士、
    システム開発協力会社など