損害保険は、
いつも勇気のそばにいる。

無限の宇宙空間から、電子顕微鏡で存在を確かめる世界まで。
人知が到達する領域は、日を追うごとに増えている。
今この瞬間も、人間は少しずつ不可能を可能に変えている。
成果の原動力となるのは、勇気をもった行い。失敗を恐れない、挑戦者のふるまいだ。
成長を望む人や企業がある限り、損害保険の進化は続く。
どこまでも誠実に、お客さまのために。
挑戦という偉業を支えるために、私たちが向き合うこと。

フィールドは、世界。

01

グローバリゼーションが加速する社会の中で、
あるべき社会の実現にむけて、世界中のリスクと向き合う。

三井住友海上は、世界42ヵ国・地域に海外ネットワークを有し、世界トップ10の一角を占める損害保険グループである。約260名の海外駐在員が活躍しており、特にASEAN地域では世界No.1のシェアを誇る。今後もグローバル展開を推進し、世界でのプレゼンス強化を一層加速させていく。
いま、社会は非連続な変化のなかにある。不安定な世界情勢、深刻さを増す環境問題、ITの進化による社会・産業構造の転換等により、新たな災害等のリスクが発生している。
こうした不確実な時代にこそ、あらゆる分野でリーダーシップと存在価値を発揮し、社会との共通価値の創造を通じて、「レジリエントでサステナブルな社会」の実現に貢献していく。

デジタライゼーションとは
「ビジネスモデルの変革」。

02

AIを活用した新たな代理店システム「MS1 Brain」の導入、
「Ristech(Risk×Technology)」の推進により、
更なるお客さま体験価値の向上を目指す。

Society5.0の社会では、デジタル革新と多様な人々の想像力と創造力を活かして、社会課題の解決につなげていくことが求められる。三井住友海上では業界に先駆け、AIを活用した新たな代理店システム「MS1Brain」を導入した。人とAIの協調によって、代理店がデジタル技術を活用し、お客さまに今まで以上に寄り添い、お客さまに新しい体験価値を提供していく。また、取引先企業が持つ課題に対し、取引先企業の保有するデータに加え当社が保有する事故データを含むさまざまな統計データを活用し、リスク分析やレポートの提供、リスクモデルの開発を行う「Ristech(Risk×Technology)」を強力に推進。
企業の枠組みを超えて、社会との共通価値を創造していく。

時代とともに
変化するリスク。

03

デジタライゼーションという大転換を迎えた社会で、
ニューリスクに対応する新たな取り組みを推進していく。

今から約60年前、日本はモータリゼーションの時代を迎えていた。自動車社会の実現の過程において、自動車保険という損害保険が果たした役割は非常に大きい。そして今、世界はデジタライゼーションの時代を迎えている。5G規格がスタートし、IoTを駆使したまちづくりが加速するなど、高度情報化社会は新たなステージに突入している。モビリティ分野においても、MaaSやCASEに代表される次世代モビリティ社会へ進む中で、理想の社会の実現までの過程には、これまでになかったニューリスクが多々想定されるだろう。
モータリゼーションの時代に損害保険が大きな役割を果たしたように、社会が大きな転換点を迎えるいま、損害保険の果たす役割と社会的使命は大きい。デジタライゼーションがもたらす理想の「あるべき社会」の実現にむけ、三井住友海上の挑戦はつづいていく。

地域社会と真摯に向き合い、
リスクマネジメントで解決に導く。

04

サステナブルな社会の実現へのプロセスで、
私たちができること。

レジリエントでサステナブルな社会の実現には、「地方創生」への貢献が不可欠だ。三井住友海上では全国98の自治体と協定を締結し、地域課題の解決に向けた様々な支援取組を展開している。静岡県浜松市での「浜松版グリーンレジリエンス」への連携、兵庫県神戸市での「認知症神戸モデル」や大阪府での「大阪府里親制度」など商品・サービス・ネットワークを活用した支援など例を挙げれば枚挙に暇がない。
今後も、防災・減災取組、BCPの提案、自然資本の活用やスポーツを通じた産業振興など、SDGsと連動した取り組みを多数展開し、地域活性化・地方創生への貢献を通し、サステナブルな社会の実現に向けて、大きな社会的責任を果たしていく。