「社員一人ひとりがやりがいを持って、いきいきと働き、最大限の力を発揮することが、社員と会社の成長につながる」という発想で、私たち三井住友海上は制度をはじめ、働く環境の整備を進めています。
先進国の中で、金融機関を含む日本の非製造業の労働生産性はまだまだ低いと言われています。質の高い仕事を行うためには、必ずしも長い労働時間が有効だとは言えません。私たち三井住友海上でも、長時間労働は大きな課題の一つでした。
ただ単に労働時間を短縮するのではなく、連携する社員同士の仕事を効率的に進行し、社員一人ひとりの時間を創出する。そして、生み出された時間は、将来へ向けたスキルアップや、家族や友人との充実した生活など、一人ひとりが自律的に有効活用し、明日のエネルギーにつなげて欲しいと考えています。しかし、連携する仕事の中では、一人の努力ではなかなか変えられないものでもありました。そこで、象徴的にノー残業デーと早帰りデーという全社取り組みを実施しています。そのほかにも、ゆとり創造強化月間やゆとりWeekなど、各部門での取り組みも行われています。
年末年始や夏季の連続休暇のほかに、年に1度、5日間の連続した休暇取得を推進する制度です。担当する大きな仕事がひと段落した後のリフレッシュとして、また、混雑時期を逃れて旅行をするなど、使い途は自由です。
アニバーサリー休暇は年に2日間、自分自身や家族の誕生日、または記念日などに休暇を取ろうという制度です。どんなに仕事が忙しくても、記念日くらいはゆっくりと休んで、良い仕事をして欲しいと考えています。
勤続満10年、15年、20年の社員は5日、25年、30年の社員は10日取得することができます。会社として、社員のこれまでの労をねぎらい、リフレッシュしてさらなる活躍を期待するために導入した制度です。
出産・育児などのライフスタイルの変化に合わせて、仕事との両立をサポートするためにさまざまな制度を導入しています。また、意欲ある社員に活躍の機会を提供するという考えのもと、重点項目として「女性が活躍する会社」の実現を目指して、女性活躍推進チームを中心に環境整備に取り組んでいます。
出産・育児というライフイベントに合わせ、出産休暇・育児休業のほか、遅刻特認や短縮時間勤務、託児所の割引など様々な制度を設置しています。これは女性社員だけのものではなく男性社員も含めた、多様化する社員のワークライフバランスに対応する取り組みの一貫として実施しています。


1991年入社 全域社員
経理部 国際経理チーム 課長
8歳になる息子がいます。妊娠中は、経営企画部で国内企業との提携プロジェクトを進めていました。大きなお腹を抱えて毎週金融庁に通って「産まれるまでに認可をください」と交渉していました(笑)。
7カ月で復帰したのですが、当初はこれまでのようにフルパワーで働けないというジレンマを感じたこともあります。社内外で活躍するワーキングマザーにたくさんお話を聞きました。壁にぶつかりながらも、周りにサポートしてもらい、前向きに取り組んでいます。今度は私が「自分もあの人のようになりたい」と思われるロールモデルの一人になれたらと思っています。
グローバル経営管理システム構築のために、子育て中に、30回以上の海外出張も経験し、子供を持ちながら活躍する女性にたくさん会いました。そして、将来は海外でもっと経営に近い仕事をしてみたいと思っています。自分自身が少ししか求めなければ、結果も少ししか得られません。何でも一人で抱えこむのではなく、子育ても仕事も周囲の人の協力があってこそです。