理系×保険 “アクチュアリーという働き方”

アクチュアリーという働き方仕事を知る新卒採用TOP

大友 貴人
1995年入社 理学部数学科卒
自動車保険部料率企画チーム チーム長(日本アクチュアリー会正会員)

01 保険に興味をもった理由

時代は“金融自由化”の直前。 アクチュアリーに活躍の可能性を感じた

私が就職活動を行っていた頃は、ちょうど金融自由化の真っただ中。それまで損害保険業界のアクチュアリーの数は非常に少なかったのですが、商品の自由化に伴い、今後はアクチュアリーの活躍の場が増えると感じました。私が当社に入社を決めた理由は、選考のなかで会った理系卒の先輩社員3人が、3人とも「この人と一緒に働きたい」と思えたことでした。

02 アクチュアリーの仕事とは?

統計学 × 現場の声 = 商品開発

私が所属する自動車保険部は、商品開発部門の中で最も大所帯。自動車保険という一つの商品をそれぞれの社員が専門を持って担当しています。一つの保険といっても、契約数約900万件の中で保険料が同じ人はいないと言っても言い過ぎではないほど。一人ひとり、自動車1台ごとにリスクは違います。これだけの違いをいかに最適化して保険料を算出していくかという点に、統計の知識が活きてきます。私たち民間会社の商品部門としての最大のテーマは「市場で競争力のある商品を生み出していくこと」です。魅力のあるオプションのサービスを考えたり、代理店さんが手間をかけず効率的に販売できる仕組みを考えたりと、大勢のメンバーが集まり議論しながら、自動車保険は開発されています。 日本国内だけではなく、海外のさまざまな国のローカルを対象にした商品開発や改定の仕事は、これから益々増えていくことでしょう。特にアジアでは保険の仕組み自体の技術移転など、保険料率算定の下地作りから始めるようなチャレンジングな仕事も多くなるでしょうね。

三井住友海上のお客さまは日本企業だけではなく海外にも広がっています。海外では保険ブローカー(保険代理人)が介在してリスクを分散化し、保険会社各社が引受けるというビジネスモデルが主流ですが、当社は国内においては基本的にブローカーを介さない直接営業を行っており、保険の引受から事故の査定、保険金のお支払いまでの全てを担当しています。
海外のお客さまとの取引ではブローカーを介するものの、リスクの引受に当たってはお客さまに直接お会いして、保険対象の事業だけでなく、経営ポリシーや安全に対する考え方を聞いた上で判断を行っており、このビジネスモデルは世界でも非常に高い評価を頂いています。

03 アクチュアリーの魅力とは?

自動車・火災、海運貿易、宇宙、損害賠償、
幅広いリスクに学んできた数字が活かされる。

損害保険の仕事の魅力は、対象にするリスクが幅広いことではないでしょうか。自動車や火災・地震という身近なリスクから、貿易や宇宙事業、企業経営や国家プロジェクトに関わるリスクまで、あらゆるリスクを対象にしています。さらに、損害保険が担当する領域は、将来の偶然の事故や災害という不確実なリスクによる経済的な損失を補償すること。未来の見えないリスクを、数学的に見えるようにすることで保険商品が提供できるようになる。学んできた数学が世の中に役立っていることを実感できる仕事です。

04 求められるチカラ

数学と会話し、人と会話するチカラ。

数理のプロフェッショナルというと、ひたすら数字と向き合っているように思われるかもしれません。しかし、実はとてもコミュニケーションが重要な仕事です。我々は数字を解析するだけではなく、そこから商品を作り、保険料を作るのが仕事です。「なぜこういう商品になるのか」「なぜこの料金になるのか」を経営層や営業部門など会社内の他部門に対して、そしてお客さまに対して、きちんと説明できなければいけません。数学的な知識を持たないお客さまにも、納得でき、魅力的な商品をつくることが私たちの仕事なのです。

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